見知らぬ誰かに
死ね
と云われるよりも

優しいきみに
生きて
と云われるほうが

つらくて
かなしいよ

きみは知らない
ぼくのこのどうしようもない
死にたがりを

きみは知らない
繋いだ手の温度が
なにを見出すかなんて

(ああ、泣きそうだ)

きみは知らない
ぼくを
知らない

100万回の
生きて
にいつか殺される日が
来るだろうか

きみは知らない
そのきれいな微笑みが
ぼくを死にぞこないにしてしまうなんて

きみは
知らない




090914