[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
ぼくが生まれたとき
あさが太陽を丸呑みにして
ジャンプしながら逃げてった
レインボウカラーの星の上を
逆立ちで歩き回り
蹴り上げた黄色の空には
ヒビが入った
怒った猫がワンワンと鳴いている
困ったぼくがごめんと謝ると
あさがバカにするようににゃーと鳴く
ぼくはむかついてバカな犬の腹を殴る
でも、とうに消化されてしまった太陽は
吐き出されない
手を引くきみが大笑い
その理由を
ぼくはいまいち理解できずに
逆立ちしながら首を傾げた
091207
(コミュに投稿した詩。テーマ「ありえないことを妄想で描写しよう」)