自惚れだけで生きている
自分がものすごーく嫌いなのと
自分がものすごーく好きなのと
いったいどっちが性質が悪いのか

まぁどちらにしろそういうのを自意識過剰!って云うんだけどさ

世界は所詮、大きな意味でしかない
だけど、本当にそれだけの意味でしかないんだったら

「敬礼!」…ッパン!(銃声)

みんな自殺すればいい
きっと世界は諸手を挙げて大喜びさ
なんてな
世界はそんな優しくないから
喜びもしない
当然悲しんでなんかくれるわけもない

「あー生きてる意味ってなんだろうねぇ」

人間ってそういうしょうもないことを考えるんだ
ほんと嫌になる
嫌になるのに、

愛することをやめられない

なんでって、そりゃ、
愛されたいからだろう

べつにそう思うことは罪ではない
そういうふうに創られているんだ
組み込まれているんだ
だから悩むな考えるな立て生きろ息をして飯を食べてセックスしてそして死ね

もしも世界が本当に大きな意味でしかなくて
数字の羅列でしかないのだったら
そういうことを考えてしまうのも人間の性でしかなくて
当たり前でしかないのだったら

(そう例えば明日の朝食が目玉焼きとご飯と味噌汁という運命から逃れられないように!)

自殺する人間は利口なのかもしれない
そんでもって世界に立ち向かおうとか考えちゃうやつはバカなのかもしれない

でも、だったらバカでいい

(バカでいいのに日に3回も死にたいとか思っちゃうんだぜ、ほんと嫌になる)

でも愛しい
だれかのために生きる不毛さを知りながらも
だれのためにも生きれないよりは幾分か救いようがあるだろうか
死ぬときは一人だとしても

まぁたぶん明日死んだりしないだろうからそれはまた今度考えよう




090317