そんなの悲しいだけだ

溢れてやまない不毛な願いを繋げて
きみへと向かう
それはキラキラ輝いて
ぼくの瞼の裏にはりついた
まぶしくてなにもなにものも見えなくて
ただ温かさだけがみえた
ただきみだけを

 み た

そんな幻をしっている
ぼくは巷じゃクレイジーと言われている
だけどみんな等しくクレイジーなのが人間なのだとぼくはおもう
きみだってかわいいクレイジーガール
だけどマトモだと嘯く彼らのもっとクレイジーなこと
そんなことにも気付かずぼくを指差してひそひそと
ぼくはそれ見てにゃんこにひそひそと

「ばかって言うやつがばかなんだ!!!」

そんな子供の理屈
ぼくはそんなものが大好きさ
だから広場の真ん中で大声で歌うのさ
まだ10も生きてない小さいものがオトナの手を振り払って踊りだすのをしってるから
そんなとまらないドキドキ

ぼくは歌うよ
どこか遠くにいるきみが泣かないように
この手はいつでも空っぽで
いつでもきみが簡単に入れるよって
教えるために
歌うよ

ぼくはクレイジー
だから巷じゃ有名さ

それが風の便りできみに届くように

(ぼくは元気だよって、)

そんなの悲しいだけだって?
クレイジー、クレイジー、

おかしいね、

おかしいね、


(だいすき!だいすき!だいすきだ!)


クレイジー!




080117