死人にクチナシ



きみに愛された
その瞬間をもって
ぼくは死にたい

永遠に変わらない愛がほしい

きみに呪いを
ぼくに幸せを

さよならは云わない
きみのなかで生きつづける
そんな陳腐なことを願うから

忘却さえ届かないところへ
ぼくは往く

きれいな雫を手にして
悲鳴じみた鎮魂歌に見送られて

(嗚呼!どうか永遠に呪われてあれ!)

どうか、きみに幸あれ





100201
(ヤンデレ?)